真鍮を使った、多機能ボールペン
文房具が好きで、以前から気になったものがあると買い集めています。
サクラクレパスから発売されている「SAKURA craft.lab 004」
真鍮製で使っていくと次第に経年変化していくというコンセプトに惹かれ、少々高かったですが、購入してしまいました!
シンプルながら洗練された外箱の中に鎮座する重厚感!
説明書をとめているクリップも真鍮製のようです。
カラーはボトルグリーンということで、ハートランドなどビール瓶に使われるような渋い緑色です。
落ち着いた色合いの緑と、真鍮のゴールドがすごくマッチしています。
特徴的な形のクリップですが、胸ポケットに刺したときに少し目を引くデザインですね。
天冠部のサクラマークがさりげなくおしゃれです。
キャップを外すと、中から消しゴムが出てきます。
キャップはネジ式になっているため「気づいたらなくなっていた」なんてことがなく、ここはポイント高いですね。
内蔵されているリフィルは、
黒:ゲルインキ 0.4m 赤:ゲルインキ 0.4m シャープ:0.5m
となっています。
ゲルインキは書き味が良いですが、インクの消費が早いのが難点ですね。
繰り出すリフィルは軸を回転させて変更するツイスト式ですが、説明書の通り一方まで回し切ったうえで更に回転させることでペンの下部を外して、リフィルを交換することができます。
気になった点
こだわりの文房具を使うと、それだけで仕事のモチベーションも上がる気がしてきます。
・・・しかし、しばらく使用していると少しずつ気になるところが。
このボールペン、ツイスト式で繰り出すリフィルを変えるのですが、通常の使用目的で繰り出すリフィルを変えているだけで、回し切っていないにも関わらずペンの下部が緩んではずれそうになることが増えてきました。
一度緩むと、締めるために一度逆方向に回し切る必要があり、これが度々みられると結構なストレスになります。
ツイスト式の多機能ペンのリフィル交換には、ねじ込み式で分解するこのペンのようなタイプのほかに、ゼブラのシャーボXなどのように下半分を引き抜くような嵌合式のものがあります。
嵌合式であれば、繰り出すリフィルを変更する動作と、リフィル自体を交換するための動作が別であるためこのような問題は起こりませんが、このタイプのペンの場合は使用するにつれてこういった問題が出てくるのは仕方ないのかもしれません…
感想
見た目やコンセプトはとても気に入ったのですが、多色ボールペンとしての使用感を考えると、個人的には手放しにおススメはできないかなー、というのが正直な感想です。
ツイスト機構の問題のため、同シリーズの単色ボールペンである「SAKURA craft_lab 001」などはこういった心配なく使用できるのではないでしょうか。
ただ、こういった見た目の多色ボールペンは他には見ないと思いますし、このグリーンとゴールドが醸し出すアンティーク感は非常に素晴らしいです。
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